オーダーメイドの個人旅行の作りかた – 後編

前回の投稿では、オリジナルのニュージーランド旅行プランを計画する最初のステップをご紹介しました。後編では、旅の予算を考えながら、夢を実現するためのステップをご紹介します。

例えば、大手旅行会社の8日間の公募ツアーは2人相部屋で1人あたり40万~50万円。山小屋泊の長距離トレッキング(ロングトレイル)やハイキングを主にした公募ツアーは8日~11日間で60~75万円が目安です。

このうち、日本からニュージーランドへの航空券代が往復約12~20万円。旅行の時期や購入タイミングによって料金が変わります。

オリジナルの個人旅行プランでは、ホテルのグレードや行程、どのようなアクティビティをするかで予算を調整することができます。

3人以上の家族連れや友人どうしで旅行すれば、日本語ドライバーガイドが付いたチャーター専用車を使ったプランが行程も楽々・時間節約・専属ガイド付・時間に融通が利いて・スーツケースの移動も簡単で、お値段も大手旅行会社の公募ツアーとほぼ変わりません。

2人以下では公共交通機関利用プランがお得ですが、少しフットワークが重くなります。同じ町に数泊して、その町を拠点にして周辺に足を伸ばす計画を立てるのも良いかもしれません。または、1日だけとか、必要なところだけ、チャーター専用車を利用するのも一つの方法です。これだけで、見られなかったところが見られて、1日短縮できたりします! 余った日程で他の町までついでに見られるかも!?

どのような宿泊施設を選ぶのかで、旅の印象も予算もガラッと変わってきます。ニュージーランドには、皆さまのご希望に応えられる宿泊施設が必ずありますよ!

高い価格帯から安い価格帯に並べてみましょう。郊外にあってプールやテニスコートなどを備えたリゾートホテルやエコ・リトリート、客室にキッチンなどがあるコンドミニアム(NZではアパートメントと言います)、日本人旅行者にはお馴染みのホテルから、小規模でアットホームなB&B、駐車場が付いたモーテルという比較的安価な宿泊施設から、相部屋が基本のバックパッカーズ・ユースホステルまで予算に応じた選択肢がたくさんあります。

次は、どのようなサービスを申し込むのか?を考えてみましょう!

「初めての海外個人旅行だから心配」という方と「ニュージーランドの常連だから、飛行機の乗り換えやホテルのチェックインは全然大丈夫!」という方では、必要な現地サービスは違ってくるはずです。

どのようなサービスが必要で、どのようなサービスが自力でできそうか、いろいろな場面を想定しながら考えてみてください。申し込む現地サービスが増えるほど、予算も必要になってくるので、お財布(や家庭の財務省)とも相談が必要ですよね。

皆さまのニュージーランド旅行で考えられる現地サービスをリストアップしてみましたので、参考にどうぞ!

例えば、旅の前半は専用車で様子を見つつ、慣れてきた後半からは自分たちで行動してみたい!というのは良いアイデアだと思います。

そこで、初めてのニュージーランドでも、専属日本語ガイドが付くのでニュージーランドのことを勉強できて、自分たちで好きなアクティビティもできる欲張りプランを作ってみました。興味がある方は、下のリンクをどうぞ。