大自然をまるごと満喫【ワイルド南島西海岸】秘境の旅

ニュージーランド南島の西海岸「ウェストコースト地方」は、サザンアルプスから流れ出た氷河がタズマン海に出会う美しく手付かずのダイナミックな自然をまるごと満喫できる場所。そのアクセスの難しさから、南島に何度も訪れている方でも、訪れたことの無い旅人が多いのではないでしょうか?

そんな荒々しくワイルドな西海岸をお手軽に味わえるモデルプランを作ってみました。山岳リゾート・クイーンズタウンから、ワナカ、氷河地方、ホキティカを経由してクライストチャーチへ抜けるNZ国内滞在が5泊6日~7泊8日のプラン。公共交通機関が発達していない地方なので、専用車のチャーターサービスがおすすめ。

ワナカからフランツジョセフ氷河村までの絶景ポイントでの散策、NZ最高峰マウントクックが湖面に映り込むレイクマセソンへのハイキングフォックス氷河フランツジョセフ氷河の末端部を見に行くハイキング、西海岸の荒波が吹き上げるプナカイキ・パンケーキロックなどでの日本語ハイキングガイドもオプションで付けられます。

このプランに含まれた全ての場所を訪れると、日本発着の9泊10日(うち機内1泊)のプランになります。短い旅行日程の方は、この中から良いところ取りをしてもgood!あなただけのオリジナルな旅を、このアイデアから見つけてみてください。

風光明媚な山岳リゾート・クイーンズタウンで長旅の疲れを癒やした後は、湖畔のリゾート地ワナカへ。ワナカから穏やかな世界遺産マウントアスパイアリング国立公園を抜けて、西海岸ハーストの荒々しい渓谷と奥深い森の中へ。春先は珍しいペンギンを見られるハイキングもあります。フォックス・フランツジョセフ氷河では氷河の上を専門のガイドと一緒に歩くヘリハイクに挑戦! 開拓時代の雰囲気が色濃く残るグレイマウスの町を後にして、「世界の車窓から」にも取り上げられた絶景列車トランツアルパイン号最終目的地クライストチャーチへ。時間に余裕がある方は、さらに列車に乗ってホエールウォッチングに出かけてみては?

おすすめ旅行日程案

<1日目>

ニュージーランド航空直行便で東京から玄関口オークランドへは約11時間。国内線に乗り換えてクイーンズタウン空港に到着するのは午後でしょうか。

ホテルにチェックインした後は、クイーンズタウンの街中を徒歩観光。その景色の美しさから「英国ビクトリア女王にふさわしい」として名付けられたクイーンズタウンをお楽しみください。

夕食はスカイラインゴンドラ展望台のレストランを訪れたり、蒸気船アーンスロー号に乗ってウォーターピーク高原牧場のバイキング式ディナーと羊の毛刈りショーのツアーに出かけてみるのもいいかもしれません?

<クイーンズタウン泊>

<2日目>

翌日は、バンジージャンプゴールドラッシュの足跡を辿る四駆ツアー、郊外のルートバーントラックへの一日ハイキングサイクリングでワイナリーに出かけたり、スカイラインゴンドラ山頂駅からの眺め、蒸気船アーンスロー号のクルーズと羊の毛刈りショーの他にも、世界遺産ミルフォードサウンドへの一日ツアーなど、数多くのアクティビティを体験できます。

クイーンズタウンで数泊取って、その魅力を味わい尽くしてはいかがでしょうか?

<クイーンズタウン泊>

<3日目・オプション>

冬はたくさんのスキー・スノーボード客で賑わうワナカは、ワナカ湖畔の小さな町。ここの郊外にあるダイヤモンド・レイクの半日ハイキングロブロイ氷河への一日ハイキングはニュージーランドでも一二を争う絶景です。

ワナカとクイーンズタウンはその冷涼な気候と荒れた土地から、ピノノアール種を主としたワイン造りが盛ん。郊外のワイナリー巡りが楽しいところです。

途中通過するゴールドラッシュの町並みが保存されたアロータウンカードローナも見所の一つです。

<ワナカ泊>

<4日目>

ワナカからは世界遺産マウントアスパイアリング国立公園を横切ってハーストへ。人里離れた荒々しい西海岸を北上し、フォックス氷河村へ向かいます。途中の展望台や海岸線、滝を見に行く小さな遊歩道など、隠れたスポットが数多くあります! NZの日本語ガイド会社では唯一のこれら世界遺産散策ハイキングガイドも承っております。

海岸線近くまで延びている世界でも珍しい氷河、フォックス氷河へ。静かなウェストコーストの村での滞在をお楽しみください。

<フォックス氷河村泊>

<5日目・オプション>

フォックス氷河村の一番のオススメは、近くのマセソン湖にハイキング。晴れた日は湖面に映るNZ最高峰アオラキ・マウントクックの勇姿が見られるでしょう。

フォックス氷河とフランツジョセフ氷河では、ヘリコプターに乗っての半日氷河ハイキングができるところ! 青白い氷の中を歩いたり、純白の大雪原にヘリコプターで降り立つのは旅の思い出にピッタリです。ヘリコプターはちょっと。。。という方でも、氷河の近くまで歩いて行ける散策コースをご案内できます。夜は近くの町に夜行性のキウィを見つけに行くツアーに参加するのも良いですね。

<フランツジョセフ氷河村泊>

<6日目>

手付かずの海岸線や氷河から流れる乳白色の渓谷を堪能した後は、地元マオリ族が尊んでいたポウナム(ニュージーランド翡翠・グリーンストーン)が産出するホキティカへ。タズマン海の水平線に沈む美しい西海岸の夕焼けを眺めながら、西海岸の旅を振り替えるのはいかがでしょうか? 夜は近郊のツチボタル洞窟へ探検に出かけることも!

<ホキティカ泊>

<7日目>

ホキティカを朝出発し、プナカイキのパンケーキロックスへ。ここでは、日本語ハイキングガイドと層状に重なった岩にタスマン海の荒波が砕けている絶景を堪能しに軽散策をしましょう。

そして西海岸の拠点グレイマウスへ。グレイマウスからは、テレビ番組「世界の車窓から」でも好評だった「トランツアルパイン号」に乗車。明るく開放的なアーサーズパス国立公園とワイマカリリ川の大渓谷を堪能しながら、列車は見渡す限り続くカンタベリー平野へ。

旅の最終目的地クライストチャーチでは「紙でできた大聖堂」「カンタベリー博物館」「英国風庭園モナベール」などのほかに、ゴンドラに乗って市街地やリトルトン港の一大展望を眺めに行くのはいかがでしょうか? 

時間に余裕がある方は、クライストチャーチに連泊して、カイコウラへホエールウォッチングを見に行ってみてはいかがでしょうか? 朝出発するトランツコースタル号に乗って、ホエールウォッチングを楽しんだ後、日本語ガイド付きの車でクライストチャーチに戻ってくる1日の行程です。

最終日は、クライストチャーチ発オークランド行きの国内線早朝便から、オークランド発東京行きのニュージーランド航空直行便に乗り継ぐことができ、時間の節約もできますよ。

<クライストチャーチ泊>